
リヤド: サウジアラビアのサルマン国王は、ギリシャ北部で2台の列車が衝突し、少なくとも43人が死亡した後、ギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領に弔電を送ったと、サウジ通信が2日未明に報じた。
国王は、「大統領閣下、事故の遺族、ギリシャ国民に、深く心からの哀悼の意を表します」と述べ、負傷者の一刻も早い回復を願った。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子も同様の弔電をサケラロプル大統領に送った。
ラリッサでの事故で衝突した客車は、ギリシャの国内史上最悪の鉄道事故で、連結部分が折れ曲がった。
28日の午前0時前に起きた衝撃で、乗客の何人かが天井や窓の外へ投げ出された。
ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、旅客列車と貨物列車の衝突を「わが国では前例のない恐ろしい鉄道事故」と呼び、完全な独立調査を約束した。
首相は、列車衝突事故は「主に悲劇的な人為的ミスによる」ものであるようだと述べた。