アラブニュース・ジャパン
ドバイ:在ドバイ日本国総領事の関口昇氏が2月21日、徳仁天皇の62歳の誕生日を祝う「ジャパン・ナショナル・デー・レセプション」を開催した。
イベントでは、日本から輸入された新鮮な食材を使った和牛や寿司などの料理が振る舞われた。また、レセプションで、UAEの和太鼓グループ「ハルシャ」による演奏も披露された。
総領事は日本とUAEの関係性を強調するスピーチを行い、「日本の皇室とUAEの王室には友好的な関係の歴史があり、それが両国の友情の基礎になっている」と述べた。
また、1970年代に大阪で開催された万博にアブダビが参加し、今年3月末には万博の開催地がUAEから大阪に移ることについて触れ、「万博を通じて日本とUAEは運命的につながっている」と感じていることも伝えた。
総領事は、「日本とUAEは過去50年にわたり、さまざまな分野で協力の幅を広げてきた」と述べ、日本の種子島から宇宙探査機「ホープ」が打ち上げられたことは、「両国の協力関係の未来に、その名の通り『希望』を与えてくれた」との感想を示した。
関口氏は日本国総領事として、「日本とUAEの大企業や中小企業間の交流の機会」を増やすなど、関係強化のためのさまざまな目標の達成を目指している。
また、UAEと日本の協力関係が将来も確実に続くように、両国の若い世代の交流を促進することも望んでいる。
さらに、UAEの人々に食などの日本文化の「魅力」を宣伝し、日本への旅行を奨励することも重要と考えている。