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アラムコの史上最大のIPOを受けて、サウジ市場への上場が続々と

04 Feb 2020
サウジアラムコは12月にタダウルで約1.7%の株式を上場して294億ドルを調達した。(シャッターストック)
サウジアラムコは12月にタダウルで約1.7%の株式を上場して294億ドルを調達した。(シャッターストック)
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Updated 05 Feb 2020
04 Feb 2020

ドバイ/リヤド

複数のサウジアラビア企業が、巨大石油企業アラムコの史上最大のIPOをきっかけに、今後数ヶ月のうちにリヤドの取引所への株式上場を計画している。

サウジアラムコは12月にタダウルで約1.7%の株式を上場して294億ドルを調達し、市場から流動性を吐き出すことになると、一部のアナリストの懸念を引き起こした。しかし、アラムコを除くタダウルの先月の平均的な取引高は、2019年の平均取引高を上回った。

.「アラムコは、サウジ市場の底力を見せつけました」と、アブダビのアル・ダビ・キャピタル株式会社の最高戦略責任者、モハメド・アリ・ヤシンは語った。

中東最大の病院経営会社の1つ、スレイマン・アル・ハビブ・メディカル・グループは、アラムコの後にリヤドでの上場を検討している最初の企業の1つで、この国営石油企業のIPOを理由に取引を先延ばしにしている。

取引に近い立場にある2つの情報筋によると、同社は5億ドル前後の調達を計画しており、2月5日に公募が発表される予定だという。

同医療グループは、コメントの求めにすぐには応じなかった。

サウジアラビアは、王国の石油収入への依存度の削減を目指した改革推進の下で、資本市場を深化させようと、より多くの家族経営企業に上場を促している。

さらなる推進のために、規制当局は従来のIPOの要件を企業の株式の少なくとも30%上場に緩和した。

15億サウジリヤル(4億ドル)の調達を目指すサウジの小売企業ビンダウッド・グループは、今年第1四半期の末か第2四半期の初めあたりの株式公開が見込まれると、同じ2つの情報筋が語った。

ダニューブとビンダウッドの2つのスーパーブランドを保有する同グループは、取引をまとめるために、ゴールドマンサックス、JPモルガン・チェース、NCBキャピタル、GIBと契約し、また財務顧問としてモーリス・アンド・カンパニーと契約を結んだと、同情報筋は語った。

3つの工場で加工肉や調理肉を製造するシュプリーム・フーズは、この取引に近い関係にある2つの情報筋によると、第2四半期に上場し、3億から4億リヤルの調達を計画しているという。同社は取引を管理するために、サウジ・フランシ・キャピタルと契約を結んだと、彼らは付け加えた。

ビンダウッドとシュプリーム・フーズはコメントの求めにすぐには応じなかった。金融機関もすぐには回答しなかった。

リフィニティブのデータによると、2018年は5件の取引が成立したのに対して、昨年はアラムコを除くと3件しか成立しなかった。ただし、2019年の売上高はアラビアン・センターの6億6000万ドル規模のIPOにより前年を上回った。

アラムコの上場により、既に中東最大の証券取引所となっているタダウルは、株式時価総額で世界第9位に入った。

サウジ・タダウルの株式市場に上場された株式は現在、外国資本の王国の取引所への流入とアラムコの上場を受けて、18倍の株価収益率(PE) – 重要な評価指標 – で取引されている。

アル・ダビ・キャピタルのヤシンは、これは今年サウジ市場に参入する企業にとって有利だと語った。新規参入企業は、20%から30%安い12倍前後のPEで参入でき、これはこれらの企業の現在の株主や投資家にとってかなりのリターンになると彼は付け加えた。

「だからこそ、サウジ市場は2020年のIPOに関しては引き続き好調で活発な市場になるだろうと、我々は考えているのです」。

ロイター通信

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