
アラブニュース・ジャパン
東京:G7外相らは、5月23日に独立系のジャーナリストであるロマン・プロタセヴィチ氏と同行者のソフィア・サペガ氏が搭乗するFR4978便をミンスクに強制着陸させ、彼らを逮捕したベラルーシ当局による前例のない行動を最も強い言葉で非難した。
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国のG7外相およびEU上級代表による声明において「この行動は、乗客と乗員の安全を危うくした。また、これは民間航空を規律するルールに対する深刻な攻撃ともなった。我々すべての国家および市民は、民間航空機が安全に運航できるよう、あらゆる国がシカゴ条約の下で自らの義務を履行するために責任をもって行動することに依拠している」と述べた。
外相らは、国際民間航空機関(ICAO)に対し、「メディアの自由に対する深刻な攻撃である」として、同機関のルールおよび基準に対するこの挑戦に緊急に対処するよう求めた。
また、ロマン・プロタセヴィチ氏およびベラルーシにおいて拘束されている全てのジャーナリストや政治犯の即時かつ無条件の解放を要求した。