
【パリ時事】23~26日の訪日を控えたフランシスコ・ローマ法王は18日、インターネット上で日本に向けたビデオメッセージを公表し、「核兵器による破壊が二度と行われないよう皆さんと共に祈る。核兵器の使用は倫理に反する」と訴えた。
法王は約3分間のビデオで、「私の訪問が、揺るぎない平和へと導く道を皆さんが歩む励みとなることを期待する」と表明。「皆さん全員と一人一人のために心を合わせて祈る」と述べた。
核兵器廃絶を唱える法王は、東京のほか被爆地の長崎と広島を訪問予定。原爆犠牲者を追悼し、平和へのメッセージを発信する。
JIJI Press