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「中国政府がサイバー攻撃の背後に」:日本

7月19日、英国や米国等は、APT40として知られるサイバー攻撃グループ等に対し声明文を発表した。
7月19日、英国や米国等は、APT40として知られるサイバー攻撃グループ等に対し声明文を発表した。
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20 Jul 2021 02:07:25 GMT9
20 Jul 2021 02:07:25 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本は、中国政府を背後に持つAPT40と呼ばれるサイバー攻撃集団を間接的に非難、サイバー空間におけるルールに基づく国際秩序を守る決意を示すとして英国、米国等による声明を強く支持すると表明した。

日本の外務省は月曜日、「日本政府はサイバー空間の安全を脅かすAPT40等によるこのような攻撃を注視しており、中国政府を背景に持つ可能性が高い」との声明を発表した。

日本は、日本をはじめとする国際社会の平和と繁栄を確保する上でサイバー空間の安全は極めて重要であると考えており、先日英国で開かれたG7サミットにおいてもこのことが再確認されていた。

7月19日、英国や米国等は、APT40として知られるサイバー攻撃グループ等に対し声明文を発表した。声明は中国政府が背後にあるとして、米国がAPT40構成員4人を起訴した。

日本は最近、中国人民解放軍61419部隊を背景に持つサイバー攻撃グループ「ティック」が関与した可能性が高いサイバー攻撃について発表を行っていた。また今回のAPT40といわれるグループからの攻撃では、日本の企業も標的となっていたことを確認したという。

「自由、公正で安全なサイバー空間という民主主義の基盤を揺るがしかねない悪意あるサイバー活動は看過できない。日本政府はこれを国家安全保障の観点からも強く懸念すべきものであると考え、断固として非難するとともに厳しく取り組んでいく」

日本はG7をはじめとする国際社会と緊密に連携し、自由、公正かつ安全なサイバー空間の発展のための取り組みを進めていくことを強調した。

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