
ワシントン時事: 菅義偉首相の官房長官時代を知る前駐日米大使のハガティ上院議員は3日、菅氏の退陣表明を受けて声明を出し「信頼できる同志であり、パートナーであり、『課題解決者』だった。共に仕事をする中で、どんな困難も過大ではなかった」と振り返った。
ハガティ氏は在任中、沖縄県の在日米軍基地問題などをめぐって菅氏と頻繁に面会し、信頼関係を構築してきた。声明では、インド太平洋地域で中国や北朝鮮、ロシアの脅威が増していると指摘した上で「(菅氏は)かつてないほど強化された日米の戦略的関係に今後も多大な貢献を続けると確信している」と期待を示した。
時事通信