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日英安保協力「新たな時代」=空母初寄港で記念イベント

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06 Sep 2021 10:09:41 GMT9
06 Sep 2021 10:09:41 GMT9

ロンドン時事: 英海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」(6万5000トン)が日本に初寄港したことを記念し6日、日英の国防・安全保障専門家らが参加するオンライン会議が開かれた。海洋進出を加速させる中国の動きを背景に、日英のパートナーシップは「新たな時代」を迎えたとし、両国の安保協力強化の必要性について活発な議論が交わされた。

英政府はインド太平洋への関与強化政策を打ち出しており、クイーン・エリザベスの日本寄港もその一環。同空母を中核とする打撃群は5月に英国を出航、各地で同盟国やパートナー国と演習を行いながらアジアに向かい、今月4日、米軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。

6日の会議は在日英国大使館と英王立防衛安全保障研究所(RUSI)が共催。スミス駐日英国首席公使は基調講演で「打撃群派遣は力強い英日関係の証左だ」と述べ、「主要な戦略的パートナー」である日本と多様な分野で協力を進めていく考えを強調。自民党の大塚拓国防部会長は、中国がアジアで軍事上の冒険主義的行動を取っているとした上で、「価値観を共有する国々が力を合わせ、こうした行動を抑止していく努力が求められている」と訴えた。

時事通信

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