アラブニュース・ジャパン
東京:これまで自民党総裁選に立候補した唯一の女性であった小池百合子東京都知事は金曜日、「日本にはタリバンがいないのに、なんでこんなに女性の活躍が遅れてきたのか不思議に思うくらい(だ)」と男性優位の日本の政界をタリバンに例えた。
日本の衆議院では462議席のうち47議席が女性だが、自民党出身は12議席のみ。
今回の自民党総裁選では高市早苗前総務相が立候補を表明、小池氏に次いで2人目の女性候補となった。
小池氏は、日本の問題と比較するためにタリバンが女性の権利に厳しい制限を設けていることを持ち出した。同氏は「女性男性関係ないのではないか。総裁選をしっかりとした論戦にしていただき、この国の道筋を明るくしていただきたい」と述べた。
2008年、小池氏は女性として初めて自民党総裁選に立候補した。当時を振り返り、「(出馬に必要な推薦人の)20人集めるというのはそう簡単ではない。色々途中切り崩しとかがある。オリンピック・パラリンピックというゲームは終わったが、今はもうパワーゲームに変わってるんじゃないでしょうか」と話した。
一方、参議院では242議席のうち56議席が女性だが、そのうち自民党所属議員は17議席にとどまっている。