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あれから1カ月、首里城の火事の原因は特定されていない

日本南部の沖縄県那覇市にある首里城に放水する消防士、2019年10月31日。(AFP/ファイル)
日本南部の沖縄県那覇市にある首里城に放水する消防士、2019年10月31日。(AFP/ファイル)
01 Dec 2019 12:12:10 GMT9

沖縄県那覇市

日本最南端の県である沖縄にあるユネスコ世界遺産、首里城を壊滅させた火事の原因は、この惨事が国内外の人々に衝撃を与えてから1カ月経っても分かっていない。

消防当局は電気システムの突然の故障によって炎が上がったという推測を強めているが、現場はほぼ完全が焼け落ちているため、火事の原因を決定するのは難しいと当局の関係者は述べた。

消防当局は早くて年末までには調査報告書を発表する予定だが、火事の原因は特定できないかもしれないと消息筋は述べた。

火事は10月31日未明に起こり、沖縄のシンボルである首里城の主要な建物、「正殿」など7つ建物を損壊させた。沖縄県警と地元の消防当局による現場検証では、室内照明器具を正殿の北側の配電盤に接続する延長コードに焼けて溶けた部分が見つかった。

また、電気を正殿の外から配電盤に送るワイヤーにも溶けた部分があった。

当局によると、配電盤は内部もひどく焼けていたため、地元消防当局は、焼けて溶けたのが漏電によるものか、外部の炎による二次的な損傷のためかは判断できなかった。

「火災現場から収集した炭化した部材を分析するため、「顕微鏡を使っている」と沖縄県警の上級職員は述べた。

現場には不審者の痕跡はなく、消防当局は火災は電気システムの突然の故障によって起きたという考えを強めていると情報筋は述べた。

時事通信社

日本南部の沖縄県那覇市にある首里城に放水する消防士、2019年10月31日。(AFP/ファイル)

火災が日本の最南端の県、沖縄にあるユネスコ世界遺産、首里城を壊滅させたてから1カ月経ったが、原因はまだ分かっていない。

時事通信社

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