茂木敏充外相は2日、外務省でサウジアラビアのジュベイル外務担当国務相と会談し、中東地域での船舶の安全な航行確保のために連携していくことで一致した。茂木氏は、日本政府が航行の安全確保や情報収集のため独自に海上自衛隊艦艇などの派遣を検討していることを説明した。
また、両氏は中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて緊密に連携していくことも確認した。米国との緊張関係が続くイラン情勢を念頭に置いたものとみられる。