成田輝代
大阪: アラブ首長国連邦(UAE)では現在、ドバイ万博が行われているが、2025年に大阪·関西万博を主催する大阪はアジアの反対に位置する中東に目を向け、その行方を見守っている。
ドバイ万博の日本館では12月11日に「ジャパンデー」が催されるが、当日現地を視察する予定の吉村洋文大阪府知事をアラブニュースジャパンが取材した。
吉村氏は現在の世界情勢での万博開催について、「コロナ禍で万博を実行するドバイ政府に敬意を表したい。どのようなコロナ対策をとることで実現させているのか、ぜひ現地を視察し現地の皆さんのご意見をお聞きしたい」と述べた。
「ドバイ万博の成功を祈っている。ドバイ万博を積極的に活用させていただきながら、次の大阪万博の施行に結びつけていきたい」
吉村氏はまた、「日本館が人気であるのは日本の文化、魅力、高い技術力など様々あると思うが、世界の方々に人気があるということは2025年の大阪・関西万博に向けて大きな励みだ。その本拠地、日本で開催するということなので、日本の魅力がどこにあるのか世界の皆さんにお聞きしたい」と述べた。
さらに「ジャパンデーは日本の文化など素晴らしさを発信する絶好の機会で、各国の万博責任者が出席しているので、そこで具体的な招請活動をしたい」と意気込みを語った。