
北京
中国国家副主席の王岐山氏は金曜日に、来春に予定されている習近平主席の日本への公式訪問の重要性を強調した。
習主席の訪問が成功に終われば、それは両国の関係に多大な影響と意味をもたらすことになるであろうと、北京で開かれた日本国家安全保障局長の北村滋氏との会談で王氏は述べた。
金曜日の別の会談では、北村氏と中国共産党政治局員であり中国外交部長でもある楊潔篪氏との間で、日本の安倍晋三首相の今月の中国訪問と習近平主席の日本訪問の可能性に向けての協力を確認した。
今回の中国訪問は北村氏にとって、9月に現在の地位に就任して以来初めてのものとなる。
習氏の盟友であるとされる王氏は、10月22日の「即位礼正殿の儀」に出席した。日本の徳仁天皇が国内外に即位を宣言された儀式である。
王氏は、儀式に参加して日本が国際社会に大きな影響力を持っていることを実感したと北村氏に語った。儀式は東京の皇居で執り行われ、海外からの400名以上のゲストを含め、総勢2000名ほどの人々が参加した。
時事通信社