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日銀の発言に注目が集まり、東京株式は安値引け

記者会見で話す黒田東彦日銀総裁。(AFP)
記者会見で話す黒田東彦日銀総裁。(AFP)
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18 Jan 2022 08:01:56 GMT9
18 Jan 2022 08:01:56 GMT9

東京株式市場は、日銀がインフレ見通しを上方修正した後で投資家が日銀総裁の記者会見を待つ中、安値で取引を終えた。

日経平均株価は0.27%(76.27ポイント)安の2万8,257円25銭で、東証株価指数(TOPIX)は0.42%(8.33ポイント)安の1,978.38で取引を終了した。

大和証券のストラテジストである金森睦美氏は「日銀が金融政策の据え置きを発表した後、日銀のインフレ予測の修正をどう解釈するかが焦点となっている」と解説で述べた。

東京市場の午前の取引の間に、日本中央銀行がインフレ予想を上方修正し、物価リスクの見方を調整したと発表した。一方で、長引くパンデミックの不透明感を考慮し、金融緩和政策は据え置くという。

他の先進国ではインフレ対策への圧力が高まる中、投資家は市場終了後の黒田東彦総裁の記者会見を「日銀の中長期的な方針を確認するため」に待っている、と金森氏は付け加えた。

改定されたインフレ予想でさえも、日本銀行が長年掲げてきた2%という目標を大きく下回っており、日本での状況は異なっている。

東京の主要株では、塩野義製薬が、同社が開発中の新型コロナワクチンについて臨床試験の最終段階に入ったとの報告にもかかわらず、1.23%安の7,388円となった。

パナソニックは0.72%安の1,318円5銭、投資大手のソフトバンクグループは0.40%安の5,508円となった。

しかし、カジュアル衣料のユニクロを運営するファーストリテイリングは2.37%上昇して6万6,640円となり、産業用ロボットメーカーのファナックは0.52%上昇して2万3,020円となった。

ドルは、月曜日遅くにロンドンで114円58銭だったのに対し、アジア時間の取引では114円83銭となった。

AFP

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