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ブリンケン氏、サウジアラビアに到着、戦争後のガザについて協議

ガザ外交の一環としてサウジアラビアを訪問し、サウジアラビア外務省のモハメッド・アル=ガムディ儀典局長の歓迎を受けるアントニー・ブリンケン米国務長官(2024年4月29日、リヤドにて)。(AFP=時事)
ガザ外交の一環としてサウジアラビアを訪問し、サウジアラビア外務省のモハメッド・アル=ガムディ儀典局長の歓迎を受けるアントニー・ブリンケン米国務長官(2024年4月29日、リヤドにて)。(AFP=時事)
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29 Apr 2024 06:04:06 GMT9
29 Apr 2024 06:04:06 GMT9
  • リヤドで、ブリンケン氏はサウジアラビアの上級指導者と会談するほか、アラブ5カ国のカウンターパートと広範な会合を開く予定。

リヤド: アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日にサウジアラビアに到着した。イスラエルとの戦争が終結した後のガザの統治を含む諸問題を協議するための中東歴訪の最初の訪問地である。

ブリンケン米国務長官は今週末にイスラエルに向かい、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、ガザの悲惨な人道状況を改善するため、ジョー・バイデン米大統領が今月要求した具体的な措置を取るよう圧力をかけると見られている。

国務省高官によれば、ブリンケン氏はリヤドでサウジアラビアの高官と会談し、カタール、エジプト、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダンのアラブ5カ国の担当者と、戦争後のガザ地区の統治がどのようなものになるかについてさらに議論を深めるための幅広い会合を開く予定だという。

ブリンケン氏はまた、アラブ諸国と欧州諸国を引き合わせ、6ヶ月に及ぶイスラエルの砲撃で荒れ地と化した小さな飛び地の再建努力を欧州がどのように支援できるかを議論する予定である。

ノルウェーを含む欧州諸国のグループは、アラブ諸国が支援する和平計画が国連に提出されるのに合わせて、パレスチナの国家承認を計画している。

「力を合わせることで、より意義のあるものにできる」ノルウェーのエスペン・バルト・エイデ外相は、リヤドで開催された世界経済フォーラムの会議の傍ら、ロイター通信にこう語った。

ブリンケン国務長官の訪問は、エジプトがイスラエルとの停戦合意の見通しについて話し合うため、イスラム主義組織ハマスの指導者を受け入れると予想されていた時に行われた。

ロイター

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