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日本の首相、核兵器廃絶に向けNPT会議での前進を目指し努力

マスクを着用した日本の岸田文雄首相が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック下、衆議院での臨時国会の開始に当たり所信表明演説を行う。日本、東京、2021年12月6日。 (資料写真/ロイター)
マスクを着用した日本の岸田文雄首相が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック下、衆議院での臨時国会の開始に当たり所信表明演説を行う。日本、東京、2021年12月6日。 (資料写真/ロイター)
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10 Dec 2021 03:12:17 GMT9
10 Dec 2021 03:12:17 GMT9

日本の岸田文雄首相は9日、世界の核兵器廃絶に向けた行動を促すため1月に行われる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、意義ある進展を目指して全力で取り組むことを誓った。

核兵器の犠牲となった広島市を地元とする岸田氏の今回のコメントは、2015年ニューヨークで行われた前回のNPT会議で、中東の非核化を目指す計画を巡る意見の相違から最終文書の採択ができなかったことを受けたもの。

その前の再検討会議は2010年に開催され、核軍縮のための行動計画を取りまとめた最終文書が採択されていた。

「次回のNPT再検討会議で、核兵器のない世界に向けた実質的な前進となる最終文書が採択されるよう全力で取り組む」と岸田氏は安全保障専門家会議で語った。

岸田氏は、核軍縮問題担当の寺田稔補佐官(自民党議員、ハーバード大学大学院)を1月の会合に先立ち合意形成のため関係国に派遣すると述べた。

ロイター

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