
岸田文雄首相は4日夜、BSフジの番組に出演し、2023年に日本で開催予定の先進7カ国首脳会議(G7サミット)について、今年6月までに開催地を選定する考えを示した。これに関し、外務省は1日付で準備室を設置したと発表。既に誘致を表明している名古屋、広島、福岡の3都市を軸に検討が進む見通しだ。
首相は「これからいろいろな都市のアピールを比べた上で判断したい」と強調。地元・広島での開催については「被爆の実相を感じてもらう意味で重要だ」と評価する一方、「各国のリーダーが被爆地に足を運ぶことは、(それぞれの)国内において議論がある」とも指摘した。
時事通信