ニューヨーク:木曜日、欧州理事会議長は国連総会で、パレスチナ人に対する国家の継続的な否定は、世界中のイスラエル人とユダヤ人の安全を脅かすと述べた。
シャルル・ミシェル氏は、EUはガザ地区における即時停戦の実現に向けて努力しているとし、イスラエルの安全は地域の平和を犠牲にしては達成できないと述べた。
「私たちは国際司法裁判所の命令に従った即時停戦を求めている。EUは、2国家共存という枠組みの中で、互いに自由に、安全に共存できる恒久的な平和の実現を目指している」と付け加えた。
「自由と連帯。この同じ原則に基づいて、私たちは昨年10月7日にハマスが引き起こした忌まわしいテロ攻撃を非難する」
「イスラエルは国際法に則り、均衡の原則の範囲内で自国を防衛する権利を有するが、平和をないがしろにしたまま安全を確保することは幻想である。平和なくして永続的な安全はありえない」
「パレスチナの人々には国家を持つ権利がある。この権利を否定することは、イスラエル国民と世界中のユダヤ人の安全に対する脅威を無期限に煽り立てることになるだろう」
地域紛争の話題に留まり、ミシェル氏はスーダンの紛争を「甚大な人道的惨事」と呼んだ。
EUは、同国内の戦闘当事者および彼らを支援する者たちに対して、人道法および国際法を尊重するよう圧力をかける努力を継続する、と述べた。