
日仏両政府は20日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をテレビ会議形式で開いた。インド太平洋などへの海洋進出で周辺国との摩擦を強める中国や、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応をめぐり意見交換。自衛隊と仏軍の防衛協力拡大についても具体策を話し合う。
自衛隊と仏軍は、離島防衛を想定した共同訓練を実施するなど連携を強化。フランスは部隊の相互訪問の法的基盤となる「円滑化協定(RAA)」の締結に意欲を示している。
日仏2プラス2は2019年1月以来、6回目。日本から林芳正外相、岸信夫防衛相、フランスからルドリアン外相、パルリ国防相が参加する。
時事通信