
韓国軍関係者は、北朝鮮が25日午前に巡航ミサイルとみられる2発を発射したと明らかにした。ミサイルの種類などを分析中だが、関係者は「内陸で(飛距離の)相当部分を飛行したと推定される。方向は日本海ではない」と述べた。
飛距離など詳細は明らかにしていない。弾道ミサイルとは違い、巡航ミサイルは国連安保理決議違反にならない。
北朝鮮は今年に入って「極超音速ミサイル」など弾道ミサイルを4回発射し、ミサイル開発を活発化させている。巡航ミサイルの発射が明らかになるのは昨年9月以来。昨年9月の際、北朝鮮は新型長距離巡航ミサイルの発射実験に成功し、2時間以上飛行、1500キロ先の目標に命中したと発表していた。
時事通信