岸田文雄首相は12日、ウクライナの危険情報を最も高いレベル4(退避勧告)に引き上げたことに関し、「国際的な緊張感が高まっており、予断を許さない状況にある。このため、在留邦人の退避を呼び掛けた」と説明した。水際対策の視察のため訪れた羽田空港で、記者団の質問に答えた。
首相はウクライナ情勢について「重大な懸念を持って、注視をし続けている」と指摘。「G7(先進7カ国)各国との連携も重要だ。状況の変化に応じて適切に対応していきたい」と語った。
時事通信