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1444年のイスラム新年の前夜、カーバに新しい覆いを設置

グランドモスクで金曜日の深夜に聖なるカーバに設置される850kgの新しいキスワを運んでいるサウジの技術者たち。(SPA)
グランドモスクで金曜日の深夜に聖なるカーバに設置される850kgの新しいキスワを運んでいるサウジの技術者たち。(SPA)
カーバのキスワを製作するキング・アブドルアジーズ複合施設の技術者たち。古いキスワを新しいキスワに交換する複雑な作業を開始している。(SPA)
カーバのキスワを製作するキング・アブドルアジーズ複合施設の技術者たち。古いキスワを新しいキスワに交換する複雑な作業を開始している。(SPA)
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30 Jul 2022 04:07:52 GMT9
30 Jul 2022 04:07:52 GMT9

リヤド:伝統の変更にともない、メッカの聖なるカーバ神殿の新しい覆いが、1444年のイスラム新年の夜明けである土曜日未明に設置された。

以前は年に一度、ハッジの期間中、特に巡礼者がアラファト山に行った後のドゥル・ヒジャー9日目の朝に、翌朝の礼拝者の受け入れに備えてキスワを取り替えることになっており、それはイード・アル=アドハーと重なっていた。

先月、サウジアラビアの二聖モスク総合情報庁は、毎年恒例の行事をイスラム暦の最初の日であるムハッラム初日の前夜に行うよう、伝統の変更を発表した。  

二聖モスク事務総局のシェイク・アブドルラフマン・アル・スダイス局長は、この変更は王室の決定に基づいたものだと述べた。

サウジ通信社によると、キスワの交換はシェイク・スダイス氏の監督のもと、カーバのキスワを製造するキング・アブドルアジーズ複合施設の200名のサウジ技術者チームによって土曜日未明に行われた。 

そのプロセスについて、サウジ通信社は次のように報じている。「新しいキスワは4つの側面に分かれていて、ドア部分に幕がついていた。カーバの4つの側面のに覆いをかける準備として、それぞれ別々にカーバの上部に持ち上げられ、上から縛って固定し、古い覆いのロープを緩めた後に新しい覆いを落とすという作業が行われた」 

「新しい側を上下に永久移動させることで、古い側が下から落ちて新しい側が残り、この作業を服が完成するまで各側4回ずつ繰り返し、その後ベルトを縫い付けて四方に一直線に錘をつけた」

「覆いの上部には穴のあいた溝があるため、この作業はまず裾の側面から始められ、すべての側面を固定した後、角は覆いの上部から下部に向かって縫うことによって固定された」 

キング・アブドルアジーズ複合施設では、技術者が47枚の布と糸を使って、手作業と機械で織ったり縫ったり印刷したりして、キスワを作っている。全長16メートルの世界最大のコンピューター化されたミシンがその工程を担っている。

この布は5つのパーツに分かれて縫い合わされ、銅製のリングで台座に固定される。約670キログラムの生糸がこの複合施設で黒く染められる。

このキスワは、21カラットの金糸120kgと、銀糸100kgを使って、布にコーランの節の刺繍が施されている。

新しいキスワ850kgの製作費は2,500万サウジアラビア・リヤル、つまり650万ドル以上と推定され、世界でもっとも高価な覆いとなる。

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