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ウクライナ緊迫、中東にも影響か:日本メディア

ロシア国防省が2022年2月12日に公開したこのビデオは、クリミアのセバストポリ港の外で演習を行うロシア黒海艦隊を撮影したものである。(AFP)
ロシア国防省が2022年2月12日に公開したこのビデオは、クリミアのセバストポリ港の外で演習を行うロシア黒海艦隊を撮影したものである。(AFP)
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13 Feb 2022 03:02:05 GMT9
13 Feb 2022 03:02:05 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本の日経新聞は、ロシアがウクライナに侵攻した場合、食料価格がさらに高騰し、中東諸国に大きな影響を与える可能性があると警告した。

日経は、産業専門家の言葉を引用し「ロシアとウクライナからの穀物輸出は非常に多く、紛争が起これば価格が急騰する可能性がある」と報じている。

ロシアのプーチン大統領が2014年3月にクリミア半島の併合を発表する前の2か月間に国際小麦価格は20%以上急騰したが、先物市場でも現在、同様の価格上昇が続いている。

ロシアは世界最大の小麦輸出国である。世界の生産量の10%、国際輸出の20%を占めている。

ウクライナは世界第5位の輸出国で10%のシェアを占めている。また、トウモロコシの輸出シェアも10%を超えている。

ロシアとウクライナの紛争は、中東と北アフリカに大きな打撃を与えることが見込まれる。この地域は世界最大の小麦消費地だが、輸入に依存している。エジプトは小麦の主要輸入国で、穀物の60%をロシアから、30%近くをウクライナから輸入している。

日経によると、穀物価格の高騰は、中東に混乱を引き起こす可能性がある。食料価格指数は、独裁政権を倒すために「アラブの春」が起きた2011年2月に見られた過去最高の137.6ポイントに近づきつつある。この運動は、パンの価格高騰に対する国民の怒りが一因となった。

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