ベイルート:レバノン政府は特に湾岸諸国への麻薬密売を撲滅しようとしており、日曜日、クウェート向けの麻薬0.5トン以上を押収したと発表。
バサム・マウラヴィ内相事務局はレバノン国営通信(NNA)が報じた発表の中で、当局がオランダ経由クウェート向けの「約800キログラム(1,760ポンド)の麻薬を押収した」と述べた。
発表では、麻薬は防弾箱の中の木像に「プロの手口で」隠されており、押収された麻薬の種類は特定しなかった。
また、密売に関与したとされる人物が逮捕されたという。
この動きは、「クウェート・レバノン内務省間で実施中の徹底した安全保障協力」の一環と発表は述べている。
レバノン当局は、保守的な湾岸諸国からの反発を受け、覚せい剤カプタゴンの生産と密売への対策を強化した。
中東におけるカプタゴンのほとんどはシリアおよびレバノンで生産され、湾岸の主要な消費者市場に密輸されている。
AFP