
アラブニュース・ジャパン
東京:日本海の石川県能登地方で8日午前1時58分ごろ、最大震度4の地震が発生した。
震源地は、中規模地震が頻繁に発生している能登半島北東部の地下約10キロ地点で、地震の規模を示すマグニチュードは推定4.8。津波の心配はない。
能登市の珠洲市で震度4、新潟県、富山県などで震度3弱が観測された。
今回の地震で気象庁は携帯電話などに緊急地震速報を出した。
柏崎刈羽原子力発電所などがある刈羽村付近では震度2、地震の影響はなかった。
気象庁によると、石川県能登地方では4年ほど前から小規模な地震活動が確認され、一昨年の12月から活発化している。
15年前にはマグニチュード6.9の能登半島沖地震があり、1人が死亡し、3万棟以上の建物が被害を受けた。1993年には能登半島北部沖でマグニチュード6.6の地震が発生した。