










アラブニュース・ジャパン
東京:3月13日、東京近郊の高尾山で火渡り祭が行われ、修験道の山伏が世界平和とパンデミックの終息を祈願した。
修験者たちが四方、中央に6本の矢を放った後に大釜が点火され、火焔の高さは3メートル以上に達した。
この古代の火渡りの儀式は、勇気と強さの象徴として日本や他の国でも行われており、真っ赤な熱い石や薪の上を無傷で歩く。
火が消され、二つの道が作られ、願文が唱えられた後、行者たちがくすぶる灰の上を歩くと、数百人の見物人から歓声を上がった。世界平和と愛する人々が癒されることを祈りながら歩く者もいた。
若い参加者たちはアラブニュース・ジャパンに、火渡りは今回が初めてだと話した。ある女性は、「悪いエネルギーから身を清めるために、歩きながら祈った」と話した。
高尾山は仏教徒が疫病の治癒を祈ることで知られている。
山伏は山野で霊的修行を行う行者で、8世紀から始まり、密教と神道の融合的な信仰を融合させた修験道に属する。