
二之湯智防災担当相は19日、福島県沖を震源とする地震で震度6強を観測した同県相馬市内の被災状況を視察した。その後、県庁で内堀雅雄知事と意見交換。生活再建やインフラ復旧への支援と被災地域に対する特別な財政措置を求める要望書を受け取り、「国としてできる限りのことをしていきたい」と述べた。
福島県は要望書で、災害復旧事業や災害廃棄物処理事業に対する国庫補助・負担率のかさ上げに加え、住宅の被害認定調査や罹災(りさい)証明書発行に要する費用を含めた十分な予算の確保などを訴えた。
内堀氏との面会後、記者団の取材に応じた二之湯氏は「スピード感が大事。県民に寄り添った支援ができるよう努力する」と語った。
時事通信