
政府は29日、ロシアの侵攻から隣国ポーランドへ逃れたウクライナ避難民の来日に関し、希望者は政府専用機に乗せる方向で調整に入った。4月1日に古川禎久法相を首相特使としてポーランドに派遣することになっており、その帰国時に同乗してもらうことを想定している。関係者が明らかにした。
法相は1日夜に政府専用機で日本をたち、週明けに帰国する予定。29日の記者会見で「避難民受け入れの状況や課題を直接見聞きし、ポーランド政府要人と会談するなどして現地のニーズを的確に把握したい」と語った。
法相によると、岸田文雄首相がウクライナ避難民の受け入れを表明して以降、27日までに288人が来日した。
時事通信