黒田東彦日銀総裁は30日昼、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相と会談した。黒田総裁は会談後、記者団に対し「内外の経済情勢や金融市場の状況について話した」と述べた。
金融市場では円安が急速に進んだほか、長期金利も上昇傾向にある。また、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、世界経済の不透明感も強まっている。
日銀総裁は首相と定期的に官邸で会談しており、前回は昨年11月4日に行っている。
時事通信