
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の電話外交が活発に行われている中、岸田文雄首相とカタールの
シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長は4月6日、エネルギー市場の安定化に向けた連携を確認した。
岸田氏からは、カタールは日本にとって戦略的パートナーであるとして、タミーム氏と緊密な関係を築いていきたいと表明。またアフガニスタンからの日本関係者の出国や、ロシア在留邦人の帰国のための協力に謝意を伝えた。
東京の外務省によると、タミーム首長はこれに対して日本との二国間関係強化へさらなる期待を表明し、アフガニスタンやロシアに関する協力を継続すると述べた。
両首脳はウクライナ情勢について話し合い、引き続き緊密に連携することを確認した。
エネルギー市場についても意見交換し、岸田氏は世界最大のLNG輸出国の一つであるカタールの貢献に期待すると述べた。双方は両国の国交樹立50周年を機に、エネルギー分野を含む様々な分野での協力を進めていくことで一致した。
タミーム首長は、高い技術力を持つ日本企業による人材育成や温室効果ガス削減への貢献に期待を表明した。