


アラブニュース東京
東京の象徴、東京タワーが12月23日に完成記念日を迎えた。
ランドマーク、モニュメント、日本の戦後の繁栄の象徴。様々な呼び方をされるこの塔は、日本の首都の中心に61年間にわたり屹立してきた。
港区芝公園にあるこの塔は通信塔と展望塔を兼ねたもので、世界中から来る観光客の必見リストにあがっている。
建設当初、現在のトップデッキの部分はアンテナ整備用の作業台として使用されていたが、1967年7月に展望台として一般公開された。
東京タワーは高さ333mで、2010年に東京スカイツリーに抜かれるまでは日本で最も高い構築物だった。また、建設当時は世界で最も高い塔だった。
デザイン面では、東京タワーはパリのエッフェル塔をベースにしていると簡単に結論づけることができる。メインの展望台は高さ150mの位置にあり、ここから「ルックダウン」ウィンドウごしに下をのぞき見ることができる。
公式ウェブサイトによると、1989年1月1日より点灯されているこの塔のライトアップは「ランドマークライト」と呼ばれ、計180灯で構成されており、費用は1日平均で21,000円程度だという。
空中250mの位置にあるトップデッキ(旧・特別展望台)からは、東京の全景を見ることができる。また、天気が良ければ、スカイツリーや富士山までもが垣間見られる。
東京で最もインスタ映えする場所の1つとされる東京タワーは、様々な世代の心を動かし続けている。
また、東京タワーには伝説もある。ライトが消える瞬間を恋人と一緒に見ると2人は幸せになれる、というものだ。そのため、真夜中ごろには多くのカップルが東京タワーの下に集まり、タワーをじっと見上げている。