
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の林芳正外相はラマダンの聖なる月の最後の日である5月1日、「世界中の全てのイスラム教徒の方々に対し、心からお祝いを申し上げます。皆様にとり、ラマダン明けの祭日が幸福かつ平和なものであることを祈念しております。イード・ムバーラク」と述べた。
林氏は外務省が発表したメッセージの中で、「新型コロナウイルス感染症による困難の中でも、日本とイスラム諸国は政治、安全保障、経済、文化など幅広い分野で着実に関係を強化してきました」と述べた。
日本のイスラム教団体は、5月2日月曜日が日本のシャワールの初日であり、イード・アル・フィトルの礼拝がモスクで行われると発表した。
「未曾有の危機が我々の友情と信頼の強靭さを示す機会ともなったことに、私自身、大いに勇気づけられています。この絆を更に強固なものとし、協力を一層深化させるべく、引き続き、我々の共有する寛容と和の精神を重視しながら、積極的な外交を展開していきます」と林外相はメッセージの中で述べた。
「コロナ後の時代も見据え、日本とイスラム諸国が益々緊密に協力して様々な課題にともに取り組み、地域そして国際の平和、安定及び繁栄に貢献していけることを心より願っています」