

アラブニュース・ジャパン
東京:首相官邸前の椅子に座り、県民投票の会代表を務めた元山仁士郎さんが5月9日午前10時からハンガーストライキを開始した。
2019年2月に行われた沖縄県名護市辺野古への新基地建設断念を求める県民投票では、有権者の72.15%が賛成した。
一橋大学法学部を卒業した元山さんは、新基地建設の即時断念、普天間飛行場の運用停止、日米地位協定に関する日米合意の公表を求めている。
元山さんは、米軍施設の約70%が日本の国土の0.6%にあたる沖縄にあり、第二次大戦後71年間にわたって使用されており、沖縄の人々は深刻な汚染、事故の増加、安全性の問題に直面していると述べた。
沖縄県議会は、辺野古基地の新設は沖縄の負担を重くするだけでなく、国内の負担の格差が永久に続くことになるため、受け入れることができないとしている。
元山さんはアラブニュース・ジャパンに対し、沖縄の復帰50年となる5月15日までハンガーストライキを続けると語った。