
ファリス・アルラシュド、リヤド
東京都知事の小池百合子氏は、「来年の東京オリンピックの開始に合わせて日本の各都市が見舞われるであろう高温を回避するための、すべての対策を提供するための作業が進行中です」と述べています。
先日のジジ・プレスとのインタビューにおいて小池氏は、東京都が道路を耐熱素材で舗装し、街路樹が成長し、極端な気温を下げるための日陰を作るための空間を路上に用意する作業中であることを認めました。
ドイツの国際オリンピック委員会長であるトーマス・バッハ氏は、「東京のように、1年も前にオリンピックを開催する準備を整えた都市は見たことがありません。アスリート達にとって素晴らしい経験になることを期待しています」と述べました。
日本は2020年東京夏季オリンピック専用となる新国立競技場を正式に開設しました。この会場は約6万人の観客を収容でき、オリンピック期間中に予想される高温に耐えるように設計されています。
新国立競技場の外装のフレームは、日光や雨から保護するように設計されています。また。185台のファンと16個の完全に空調設備の整ったホールも備えています。
会場では12月21日に初めてのレースが行われ、引退したジャマイカ人チャンピオンのウサイン・ボルト氏が参加しました。
新国立競技場が主催する最初の公式イベントは、2020年の元旦に行われる天皇杯サッカー選手権の決勝戦です。
予防措置として、近年異常な熱波に見舞われている首都東京に比べて気温が低い地域であり、日本北部の島である北海道の札幌市にマラソンの会場を移すことを日本政府が決定しました。