
日本政府は、新型コロナウイルスによって打撃を受けた観光産業の回復を後押しするため、早ければ今月下旬に全国的な旅行割引キャンペーンの再開を検討していると、土曜日付けの日経新聞が報じた。
刷新された「Go To トラベル」キャンペーンは、観光需要を喚起する中核的な措置となる可能性が高いと、日経新聞が情報筋を引用せずに報じた。また、日本は新型コロナウイルス感染対策が緩和されるのに伴い、7月10日より外国人観光客を受け入れるために水際対策を緩和する予定。
日経新聞によれば、政府はこのキャンペーンを近々決定する見通しだが、時期は特定されていない。観光庁の職員からは時間外のため、すぐにコメントを得ることはできなかった。
新型コロナウイルスが拡大する中、2020年7月に実施されたこのキャンペーンでは、旅行者1人につき1泊2万円(150ドル)を上限に旅行費用の半分が支援されていた。
同事業は観光客増加につながったものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5か月後に一時停止となった。
ロイター