






アラブニュース・ジャパン
東京: 天体の生物の起源を知る手がかりになるといわれている小惑星「リュウグウ」で、探査機「はやぶさ2」が収集した標本のレプリカ191個が日本各地で展示されている。
東京都の国分寺駅近くの国分寺平和プラザでは、来場者は、6月21日まで小惑星「リュウグウ」で収集した2本のレプリカを楽しめる。1つは原寸、もう1つは10倍に拡大したものである。
リュウグウに到着した「はやぶさ2」が、2019年7月11日に取集し、地球に持ち帰ったこの標本を調べた日本の科学者は、砂からアミノ酸の存在を発見し、この存在が生命が地球にもたらされたのは宇宙からであるとの仮説をたてた。
共同通信社の速報によると、小林憲正横浜大学名誉教授は日本のメディアに対し、「アミノ酸が惑星の底土に存在することを証明すれば、アミノ酸が宇宙から地球にやってきた可能性が高まる」と述べた。
奈良岡浩九州大学教授は、「陸生油に似た炭化水素が発見された」と述べた。
アミノ酸は、地球の生物の存在に必要な必須成分である。アミノ酸が、太陽系の誕生と同じ歳の、小惑星「リュウグウ」の底土から発見されたという事実は、その他の天体にも生物が存在する可能性を示している。