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ノーベル受賞者「多様な考えを」=京大ゆかりの6人が講演

ノーベル受賞者「多様な考えを」=京大ゆかりの6人が講演 (Shutterstock)
ノーベル受賞者「多様な考えを」=京大ゆかりの6人が講演 (Shutterstock)
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19 Jun 2022 02:06:08 GMT9
19 Jun 2022 02:06:08 GMT9

京都大は18日、創立125周年を記念し、京都市内で同大にゆかりがある6人のノーベル賞受賞者による講演会を開催した。シンポジウムも開かれ、「多様な考えを持つ勇気が必要だ」などと独創的な思考を育てることの大切さを訴えた。

2019年に化学賞を受賞した吉野彰氏は講演で、自身が開発したリチウムイオン電池の電気自動車への活用を紹介。「環境悪化に不安を募らせる子どもに解決への道筋を示す必要がある」と強調した。12年に医学生理学賞を受けた山中伸弥氏は事前収録した映像で、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)を良心的な価格で提供できるようにしたい」と意欲を見せた。

このほか化学賞(01年)の野依良治氏、物理学賞(08年)の小林誠氏、医学生理学賞(18年)の本庶佑氏が登壇したほか、医学生理学賞(1987年)の利根川進氏がビデオメッセージを寄せた。

シンポジウムで小林氏は「ブレークスルーを起こすには主流から外れた多様な考えを持つ勇気が必要だ」と指摘。本庶氏も「情報に流されず、自分の考えを貫いてほしい」と呼び掛けた。

時事通信

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