
アラブニュース・ジャパン
東京:火曜日、駐日アルジェリア大使館主催で「第60回アルジェリア・独立記念日および日本・アルジェリア国交樹立60周年記念式典」が開かれ、本田太郎外務政務官がビデオメッセージを寄せた。
本田氏は、アルジェリアは政治・経済・文化において日本の友人であり、この記念すべき日をラルビ・カティ大使と共に祝うことができることを大変嬉しく思うと語った。また、今後さまざまな分野での関係をさらに強化していきたいと述べた。
本田氏は「引き続きアルジェリアの経済成長や多角化に資する協力に取り組み、この節目の年に両国の伝統的な友好協力をさらに促進する」と述べた。
日本とアルジェリアの関係の始まりは、アルジェリアが独立する前の1962年に遡る。独立後は、多くの日本人ビジネスマンが石油や天然ガスの開発に携わり、アルジェリアを舞台に活躍、1980年前後にはアフリカ最多の在留邦人数を誇った。
本田氏はまた、8月27日、28日にチュニジアで開催されるTICAD8に言及し、「アフリカ諸国が新型コロナからの回復を目指す中、高騰する食料やエネルギー価格がアフリカの経済・社会に大きな影響を与えている。こうした状況を踏まえ、TICADでは、日本とアフリカが共に持続可能な世界を創るための方途について議論していきたいと考えている」と述べた。