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東京：２０２５年日本国際博覧会協会は水曜日、大阪・関西万博「未来社会ショーケース事業出展」の中でも最大規模プロジェクトである「未来の都市」事業の公式スポンサーを発表した。

「フューチャーライフ万博・未来の都市」事業は「サイバー空間と物理的空間が高度に統合されたシステムを通じて経済発展と社会問題解決のバランスを取る人が中心の社会」を構築する未来都市に光をあてた舞台となる予定。

今回の展示は、サイバーと物理分野が連携した展示を通じ、来場者が未来都市のビジョンを共に考える機会を提供することを目的としている。企業、組織、産業の境界を越え、「未来都市」につながるデジタル革新と新しい価値を披露する機会にもなるものと期待される。

東京で行われたプレスイベントでは、岡田直樹万博担当相が挨拶をし、石毛博行事務総長からは5つのカテゴリーからなる11の協賛企業・団体が発表された。

5つのカテゴリーには成長と開発、食料と農業、環境とエネルギー、都市計画、交通とモビリティがあり、11の協賛企業・団体が「フューチャーライフ万博・未来の都市」というテーマでコラボレーションする。

公式スポンサーの中では、KDDIと日立製作所が、わが国が成長戦略として掲げるソサエティ5.0に取り組む。クボタは「食と農」、日本特殊陶業、日立造船、ＩＨＩは、｢環境・エネルギー」のテーマ領域を担当する。神戸製鋼所、青木あすなろ建設・小松製作所、ＣＰコンクリートコンソーシアムの３つの企業・団体は、｢ものづくり・まちづくり」を担当する。

商船三井の山口誠技術部長は、風と水素で走るゼロエミッション船「Wind Hunter」プロジェクトを展示すると発表した。川崎重工業とともに「交通・モビリティ」を担当する。