
国内では7日、新たに4万7977人の新型コロナウイルス感染が確認された。前週木曜日(2万3442人)の2倍超に増え、17日連続で前週の同じ曜日を上回った。佐賀、鳥取両県では過去最多を更新した。新規感染者は6日に約1カ月半ぶりに4万人を超え、増加傾向が加速している。
感染力が強いとされるオミクロン株の別系統「BA.5」への置き換わりが増加の一因とみられる。感染者数増加を受け、厚生労働省は7日までに全国の自治体に病床確保や検査態勢拡充を求めるを通知を出した。
全国で新たに確認された死者は15人。厚労省によると、全国の重症者は67人で前日から1人減った。
東京都では、前週木曜日の2.35倍となる8529人の感染を確認。20日連続で前週の同じ曜日を上回った。新たな死者は確認されなかった。
都によると、新規感染者の直近1週間平均は5127.7で前週比201.6%。都基準による重症者は前日比2人減の6人だった。
大阪府の新規感染者は4615人で、3日連続で4000人を上回った。佐賀県は694人と4月19日の680人を超え、過去最多を記録。鳥取県も219人と2日連続で最多を更新した。
時事通信