厚生労働省は21日、全国約5000の定点医療機関から10~16日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者が計5万4150人だったと発表した。医療機関1カ所当たりの平均は11.04人で、前週(9.14人)の1.20倍。沖縄と青森が2週連続で減少した一方、43都道府県では感染者が増加した。
都道府県別の1医療機関当たりの感染者は、30府県で10人を突破。沖縄の31.83人が最多で、佐賀(23.05人)、宮崎(20.79人)、鹿児島(19.08人)と続いた。島根と岡山を除く西日本全域では患者数が2桁台となっており、全国的な感染の拡大傾向が続いている。
新たに入院した全国の患者数は6952人で、前週から632人増えた。
時事通信