
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の林芳正外相は、今週火曜日に東京で行われたサウジアラビア外相ファイサル・アール・サウード王子との会談で、G20内におけるロシアの取り扱いについて議論したと述べ、G20でのロシアの取り扱いについてはメンバー内で議論していくと付け加えた。
林氏は7月22日の記者会見で、アラブニュース・ジャパンの質問に答えた。
一部の国の関係者は、ウクライナの状況に鑑みればG20の実効性が損なわれる可能性があるとして、ロシアをG20から排除することを検討すべきだと主張したと伝えられている。
林氏は、「ロシアのウクライナ侵略によって、ロシアとの関係をこれまで通りにすることはもはやできないと考えている」と述べた。
林氏は、日本とサウジアラビアは世界情勢をめぐって緊密に連携しているものの、ファイサル外相との会談、また同外相による岸田首相表敬に関して、「外交上のやりとりの詳細について言及することは控える」とし、「ロシアのウクライナ侵略を受けた国際社会の連携も含めて、率直な意見交換を行い、今後も緊密に連携していくということを確認したところだ」と説明した。