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コロナ死者、「第7波」で急増=連日200人超、6波に迫る

しかし感染者が6月末から急増した結果、死者は7月26日に再び100人を超えた。(AFP)
しかし感染者が6月末から急増した結果、死者は7月26日に再び100人を超えた。(AFP)
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16 Aug 2022 12:08:36 GMT9
16 Aug 2022 12:08:36 GMT9

新型コロナウイルス感染症による死者数が、流行の「第7波」で急増している。オミクロン株の派生型「BA.5」が広がる中、1日当たりの死者数はほぼ連日200人台で推移し、年明け以降の第6波に迫る。各地の病床逼迫(ひっぱく)は深刻で、専門家は「第6波を超える可能性もある」と指摘している。

厚生労働省によると、自治体公表の死者数は第6波さなかの2月22日に過去最多となる277人を記録。その後は減少に転じ、4月2日以降は100人を下回る日が4カ月近く続いた。10人未満の日もあった。

しかし感染者が6月末から急増した結果、死者は7月26日に再び100人を超えた。今月9日に250人に達すると、ほぼ毎日200人台の高水準が続き、第6波に迫る人数となっている。

オミクロン株をめぐっては、重症化リスクの低さが指摘されている。ただ、厚労省の専門家組織は、同株の感染者に占める死亡者の割合は0.13%(2月時点)ほどで、季節性インフルエンザ(推計0.006~0.09%)を上回るとして、過小評価を戒めている。

専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は「病床使用率の上昇や、医療従事者の感染による病棟閉鎖などで適切な医療が受けられず、死者が増えている」と分析し、「第6波を上回る可能性がある」と指摘。夏休み期間も不織布マスク着用や3密回避、換気徹底などを継続することを呼び掛けている。 

時事通信

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