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飼料高騰対策に500億円=畜産・酪農家の負担軽減―政府

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15 Sep 2022 04:09:42 GMT9
15 Sep 2022 04:09:42 GMT9

政府が物価高対策の一環として、飼料価格高騰による畜産・酪農経営の負担を軽減するため、予備費から500億円程度を拠出する方向で調整していることが14日、分かった。コスト削減などに取り組む生産者を対象に、価格上昇分の一部を補填(ほてん)する。近く閣議決定する見通し。

配合飼料価格については、輸入価格が一定水準を上回った場合に一部を補填する激変緩和措置があるものの、世界的な穀物相場の高騰で価格は高止まりしている。このため政府は、一段の負担増が見込まれる10~12月分について、農家の支払額が7~9月と同水準となるよう対応する。

また、干し草などの粗飼料を餌として与えることの多い酪農家への支援も強化。4月から10月までのコスト上昇分のうち、生乳を出す牛1頭につき、粗飼料の依存度が高い都府県で1万円、北海道で7200円を交付する方向で調整する。

時事通信

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