米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型モデル「14」シリーズの一部機種が16日、発売された。カメラの性能やバッテリー持続時間などが向上。販売価格は、急激な円安を背景に、現行モデル「13」の発売当初価格と比べて2万円以上も値上がりし、11万9800円からとなった。
標準的な「14」のほか、上位機種の「14プロ」や「14プロマックス」の3機種が同日発売された。
購入したiPhone14プロマックスを手にする男性=16日午前、東京都渋谷区
NTTドコモなど携帯大手各社は、毎月の分割払いや端末返却を組み合わせた購入プログラムを用意。他社からの乗り換えなどを条件に負担額をより減らすプランを提案している。
各社は、「14」で記憶容量が最小の128ギガバイトのモデルを13万~14万円台で販売。端末返却などの条件を満たせば4万~5万円台で入手できる。
同日朝、アップルの店舗で新モデルを手にした東京都品川区の男性会社員(37)は「15日午後5時から並んだ。画面の操作やカメラの性能が変わっていて楽しみ。さまざまな機能をチェックしたい」と話していた。
時事通信