


アラブニュース・ジャパン
ドバイ:サウジアラビアの外相であるファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子は27日、日本の林芳正外相との会談中、安倍晋三元首相の逝去に対し心からの哀悼の意を表した。
ファイサル外相は安倍氏の国葬に出席するために日本に滞在している。国葬は今朝早くに執り行われた。外相会談中、林氏はサウジアラビアが国葬に出席したことに感謝の意を表した。
林氏はまた、「安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産をしっかり発展させ、日本とサウジアラビアの戦略的パートナーシップを強化する」意思を示した。日本の外務省が発表した。
ファイサル外相は、両国の二国間協力のさらなる強化を望む気持ちをあらためて表明した。
両外相はまた、ウクライナ情勢や国際原油市場について意見交換を行った。林氏は、サウジアラビアからの石油の供給に対して謝意を表明した。
ファイサル外相は、サウジアラビアは日本への原油の安定供給を確保することにコミットしていると述べた。
このほか両外相は、クリーンエネルギーの活用・促進を通じたカーボン・ニュートラルの実現に向けた協力をより一層推進していくことで一致した。