
ロンドン:英国のリシ・スナク首相と日本の岸田文雄首相は、北朝鮮が最近ミサイルを発射していることを非難した。スナク氏の事務所が4日、両首脳の電話会談後に発表した。
「自由で独立したインド太平洋を確保することの重要性をあらためて表明したスナク首相は、英国はこの地域の課題に関して、日本と連携していると述べた」と声明には書かれていた。
「両首脳は、北朝鮮が最近ミサイルを発射をしていることを非難した。国際社会が、前進するための最善の方法に関して緊密に連携し続けることが重要だ、とスナク首相は述べた」
電話会談の中で、岸田首相は先月のスナク氏の首相就任に祝意を表した。
両首相はまた、対ロシア制裁の継続および強化と、ロシア政府が行っているウクライナへの攻撃をめぐり、ウクライナを支援することで一致した。
両首脳は、ロシアの核兵器使用の脅しを決して受け入れないこと、そして国際社会が明確なメッセージを送ることが非常に重要だという点でも一致した。
さらに両氏は、日本の自衛隊とイギリス軍部隊が相互に訪問できるような法的道筋をつけるための共同運用と訓練の円滑化に関する協定の計画について、また次世代戦闘機の共同開発について集中的に議論していくことでも合意した。
ロイター/時事通信