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新型肺炎、指定感染症に＝２８日にもチャーター機派遣―政府
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27 Jan 2020 03:01:51 GMT9
27 Jan 2020 03:01:51 GMT9
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政府は２７日、中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法に基づく「指定感染症」とする方針を決めた。２８日の閣議で決定する。指定されれば、感染者を入院させるなどの強制措置が可能になる。発生地の中国湖北省武漢市に在留する日本人の帰国に向けた調整も加速。早ければ２８日にも民間チャーター機を現地へ派遣する方針だ。
指定感染症とする方針は、安倍晋三首相が２７日の衆院予算委員会で表明した。首相は「引き続き感染拡大の阻止に向け、全力を挙げて取り組んでいく」と強調した。
指定感染症に指定されれば、危険性が高い中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）や重症急性呼吸器症候群（ＳＡＲＳ）などと同様、感染者の強制入院や就業制限が可能になる。
菅義偉官房長官は２７日の記者会見で、同日時点で約５６０人の日本人が湖北省に滞在していることを確認したと説明。「中国政府との調整が整い次第、希望者全員を帰国させる」と述べた。
自民党の二階俊博幹事長は、チャーター機の派遣について「あすにも出すと（政府から）報告を受けている」と記者団に明かした。政府は民間機に加え、政府専用機の活用も検討している。
JIJI Press
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