
岸田総理「人口減を止めるのは今しかない」
日本の岸田文雄首相は23日、出生率減少を止めるために緊急の対策を取ると約束し、世界で最も高齢化が進んでいる日本には「もう後がない」と述べた。
「わが国は今、社会の機能を維持できるかどうかの瀬戸際にいる」。今年の国会冒頭の所信表明演説で、首相はそう述べた。
そして「出生や子育ての政策に関しては、今を逃せばもう後がない。もはや一刻の猶予も許されない問題」と続けた。
子供関連予算の倍増案を6月までに提出する予定で、担当官庁を4月に新設するという。
日本の出生数は2021年の最新データで過去最低を記録し、最大の人口自然減という結果をもたらした。
ロイター