
日本政府は、日本銀行次期総裁に学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する方針を固めた。日経新聞が10日に報じた。
日経新聞によると、政府は副総裁には氷見野良三前金融庁長官と内田真一日銀理事を起用するとしている。
政府は当初雨宮正佳現副総裁に次期総裁就任を打診したが同氏は辞退したと日経新聞は伝えているが、情報源は明らかにされていない。
政府はこれらの人事案を2月14日に国会に提示する見通し。
日経新聞の報道を受け、10年日本国債(JGB)利回りは1bp上昇の0.5%を付け、円は他の通貨に対して幅広く上昇した。
ロイター